創業リリースとは、新たに会社が設立されたことをニュースとして発信し、外部に対して公表する手法です。このリリースを通じて、会社の名称の由来や独自の強みなどを伝えることが可能となります。
通常創業時から3ヶ月、遅くとも半年を目安に配信を行います。
創業リリースの効果
創業リリースは、主に以下のような効果をもたらすとされています。
検索結果への好影響

創業したばかりの会社は、検索エンジンで調べてもホームページ程度しか表示されず、取得できる情報が限られていることが多くなっています。社名が一般的な単語で構成されている場合、情報が全く見つからないこともあります。
しかし、創業リリースを配信することで、第三者のメディアによって会社に関する情報が掲載されるようになります。この結果、検索結果が変化し、会社に対する信頼感が向上することにつながります。
※2023年の調査では実に20%ものユーザーが検索結果だけを見て情報を判断していることがわかっています。
知名度の向上
創業リリースは、新たに設立された会社が市場に存在することを広く知らせる手段です。リリースがメディアに取り上げられることで、多くの人々に会社の存在や事業内容を知ってもらうことができます。
その際、社名だけでなく、自社の強みや対象とするお客様を明らかにすることで、将来的なビジネスチャンスの創出に繋がると考えられています。
創業リリースに向いている企業
創業リリースは主に『会社を事前に検索されやすい企業』に向いているとされています。
例として
・新規の営業を行うBtoB企業
・高額な商品を取り扱うなど、信頼が求められるBtoC企業
が挙げられます。
いずれの企業も、社名などが事前に調べられ易く、良好な検索結果が重視される業界と言えます。
創業リリースのデメリットとは
創業リリースには一見メリットしかないようにも見えますが、次のようなデメリットも存在します。
自社の方針が定まっておらず、マーケットを限定してしまう
創業したばかりの時期は、会社として中長期の方針が明確に定まっていないことも多くあります。しかしリリースにするということは無理やり方針を明文化することにも繋がり、慌てて内容を決めてしまうと本末転倒と言えるでしょう。
例えば、『工務店』として創業した企業が、その後『リフォーム』や『リノベーション』まで自社のマーケットを広げたり、『〇〇県』で地元に根ざした活動をしようとしていた企業が全国に進出することも往々にしてよくあることです。
「我が社は〇〇しかやりません」と宣言してしまうことは、市場を広げるどころか、自ら市場を小さく定義してしまうことにも繋がり兼ねません。
一旦出すと削除ができない
創業リリースは自社のホームページ上に載せるニュースとは異なり、多くの第三者メディアへ配信されるものです。そのため、一度出した情報を後になって訂正したり、変更することは物理的に不可能となっています。
そのため、自社の方針や展望がはっきりしていない企業においては、控えた方がいいと言えるかもしれません。
創業リリースはプロに依頼を
創業リリースに限らず、リリースには最低限必要な情報や書き方など、一定のマナーが存在します。
また、見当違いなメディアをリストに入れ、リリースを配信することは自社にとってもメディアにとっても意味のない行為と言えるでしょう。
創業リリースの作成、配信はプロに任せることをおすすめしています。
